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就職者からのメッセージ(過去の記事)







高レベルでありながら,落ち着いた雰囲気が魅力.
たまに帰ってくると,思わずホッとします.



 デジタル家電の研究開発を行う部署に所属し,デジカメでより高品位な動画記録を可能にするための研究開発に取り組んでいるところです.以前はノートパソコンの開発に携わっていました.

  就職活動の際はこの会社だけを学校推薦で受験して内定をもらいました.入学当時からの第一志望だったので,とても嬉しかったですね.高速無線通信の研究室に所属していいたのですが,リクルーターとして来られた各企業で働く先輩方と,さまざまな話しができたのも貴重な体験でした.実は私もリクルーターをしていて,たまにここに帰って来るとホッとします.とても落ち着いた雰囲気のなかで,非常にレベルの高い教育研究が行われているので,じっくり学びたいという人にはぴったりだと思いますよ.

 

池田雄一
(パナソニック株式会社 AVCネットワークス社 技術統括センター 勤務)

2013年度版 大学案内より

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大学で学んだこと,学会発表を通じて培ったこと.
そのすべてが今,自分の強みとなっています.

 


 私は現在,プリンターの画像形成や画質に係る部分の技術開発を担当しています.学生時代はディジタルホログラフィを用いた3次元画像計測についての研究に取り組んでいました.当時学んだことはもちろん,シミュレーションや実験を通じて得た問題解決能力が今,とても役に立っていますね.学会発表などで鍛えられたプレゼンテーション能力も同様です.

  就職活動の際に企業を選ぶとき,何よりも仕事内容にこだわりました.皆さんにはまだ気の早い話しかもしれませんが,将来どのような道に進みたいのかを早い段階で明確にすることはとても大事なことだと思います.最後に京都工芸繊維大学は多くの価値のあることを学べる大学だと思います.

 

伊東謙一
(富士ゼロックス株式会社 デバイス開発本部 イメージングプラットフォーム開発部 勤務)

2013年度版 大学案内より
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大学と大学院で学ぶことに、
ムダなことなんてひとつもありません。



 部署名のUIはユーザーインターフェースの略です。簡単にいうと、ユーザーが満足できるシステムやデバイスを開発していく仕事に関わっています。学生時代には強誘電体薄膜という、携帯電話などの回路用として有望視されているデバイスについて研究していました。そのことがいまの仕事に役立っていますが、知識以外の面で役立っていることもたくさんあります。たとえば論理的な思考方法、スケジュールの立て方、コミュニケーションのとり方、研究仲間とのチームワーク、プレゼンテーションスキルなど、それらはすべて研究室での活動を通して身につけたことです。
 大学や大学院では、さまざまなことに自分からアプローチすることで知識以外の“何か”も積極的に学ぶようにしてください。それらは将来、きっと大きなチカラになるはずです。
関 晃輔
(ソニー株式会社 コアデバイス開発本部 高周波伝送・映像システム開発部門 UIシステム開発部 UXデバイス開発課 勤務)
2012年度版 大学案内より

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研究室を自分たちで立ち上げたことが

とても大きな自信になりました



 公共ソリューション事業部の名称通り、改札機や券売機といった駅事務機の設計をしています。現在は主に海外向け改札機の回路設計を行なっているのですが、大学で学んだアナログ回路や情報処理の知識を十二分に応用しています。

 学生時代のいちばんの思い出は、新規の研究室を自分たちで立ち上げたこと。予算があまりなかったので、机や棚を粗大ゴミ置き場から拾ってきて、PCやLANのセットアップもすべて自力でやりました。苦労した分思い入れが強かったですし、何より自分の過ごしやすい環境をつくりあげることができたので、研究もはかどりました。自分で考え、自分でできることは自分でやる。その精神は今も大切にしています。



浅井 健

(オムロン株式会社 公共ソリューション事業部 開発部 開発3課 勤務)

2010年度版 大学広報より
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 学生時代に所属した研究室で出会ったシリコンカーバイドという半導体材料に惹かれ,今は,その研究室からスタートした京都工芸繊維大学発ベンチャーの株式会社シクスオンでシリコンカーバイドの結晶成長の研究を続けています.

 僕は電子情報工学科に入学し,四回生で卒業論文のテーマを選択する際,授業で興味を持っていた「半導体」の研究を行っている電子物性工学研究室を選びました.その研究室で扱っていたのがシリコンカーバイドで,優れた物性を持つこの材料は,例えば,電子デバイスを使用する際に生じるエネルギー損失を大幅に低減することができるとして,大きな省エネ効果が期待されている材料です.研究室ではシリコンカーバイドの単結晶を自分達で成長させる実験を行っていました.シリコンカーバイドは非常に安定な物質であるため,結晶を成長させるにはとても高い温度が必要です.そのため,成長に用いる坩堝の温度を2000℃以上の高温にする必要があることなど,条件の制御が難しい実験でした.試行錯誤しながら実験をして,思った通りに欠陥の少ない結晶を作ることができたときは本当に嬉しく,「やった!」と指導していただいていた先生と一緒に喜びました.

 最近,欠陥の少ないガリウムナイトライドの結晶成長ができるようになったことから,青色発光ダイオードが普及してきました.青色発光ダイオードの発明により,蛍光灯を発光ダイオードで置き換えることなども話題に上るようになっていますが,このように新材料の開発は時として時代を変えるほどの力を持つことがあります.シリコンカーバイドを用いた半導体電子デバイスの普及は,今後ますます重要な課題となるエネルギー問題の解決にもつながると期待されています.電子デバイスの普及には,欠陥が少なく品質の高い結晶が,安価で大量に生産されることが不可欠です.シリコンカーバイドは結晶成長が難しい材料ですが,その分やり甲斐があります.仕事では,電子デバイスの研究開発をされているデバイスメーカの方々からも直接話を聞きながら勉強させてもらっています.そして,少しでも良い結晶を作ってシリコンカーバイドの電子デバイスの普及に役立ちたい,と考なえがら仕事をしています.

 僕は大学でとてもやり甲斐のある研究テーマに出会うことができました.電子システム工学課程には,他にも半導体に限らず新しい材料に関する興味深い研究テーマが多くあります.何か自分が興味を持てるものがあれば,充実した毎日を送ることができるのでは無いかと思います.皆さんが学生生活やこれからの生活の中で,思い切り打ち込むことができる何かを見つけることができればと思います.


西口太郎
(株式会社シクスオン勤務、博士後期課程2004年修了)
2006年度版 大学広報より